Webミーティングは使えるか?
正直なところ、私はWebミーティングは実際には使えないと思っていました。
ミーティングって、ビデオチャットで話すだけで成立するものなんだっけ?と思っていました。
また、そんなものにお金を払ってまで利用して、ミーティングを「やった気になる」のもどうかと思っていました。
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そういえば、私が回線を使って、遠隔地同士でミーティングをしたのは、ずいぶん前の話。
当時は、そんな芸当ができるのは、回線を独占していた某通信会社ぐらいじゃないか?という時代でした。
(光の1Mの専用回線がものすごく高かった時代です。)
スクリーンにはホワイトボードが一面に映し出され、マーカーでいろいろと書きながらディスカッションしたことを思い出します。
(イメージ的には、フジテレビで朝早くからやっている、「テレビ寺子屋」みたいな感じです。)
そう、遠隔地同士でミーティングを成立させるには、このように画面上に映し出されるホワイトボードのような、
参照している画面で情報をリアルタイムで共有しながら進行する仕掛けが不可欠なんです。
ウェブカメラに映し出される情報だけでは、そんなことできないよねえ?(そいつの顔が見えるだけだよねえ?)
というのがWebミーティングが成立しないと思う一番大きな理由でした。
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ところが、今現在私たちのプロジェクトでは、週一回Webミーティングを行っています。
いまどきのWebミーティングは本当にうまくできていて、
- ホワイトボード
- ウェブページ
- パワーポイントのプレゼンテーション
- デスクトップの表示そのもの
を共有し、プレゼンターがそれを基に説明しながら進むことができます。
例えば、レジュメや設計資料を共有しながら会話することで、お互いの行き違いをなくすことができます。
こういうことが可能になるなら、Webミーティングも有用なものだと確信しました。
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今利用しているサービスは、DimDimという、なんと無料のWeb会議サービスです。
海外のサービスなので、操作表示などは英語ですが、チャットで日本語も使えます。(少しコツがいりますが)
また、各種の共有アプリケーションは日本語でもまったく問題ありません。
普通の日本人のエンジニアレベルの英語力で十分会議を開催したり、参加したりすることができます。
(日本で使っている人は私たちのほかにどのくらいいるんだろう。。。)
ついでにいうと、無料でサービスしているエントリーモデルは、オープンソースで公開されています。
ウェブページにあるドキュメントを読めばわかりますが、例えば、VPN内に自前で建てることも可能そうです。
みなさんもヘッドセット等を用意して、Web会議を活用してみませんか?
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