アジャイルプロジェクトが遅れる理由

購読しているInfoQのRSSを見ると、「アジャイルプロジェクトが遅れる理由」という記事があったので、読んでみました。

その中に、

仕掛かり作業の増加- 仕掛かり作業が増加すればするほど、開発者はコードを作業結果に反映できるようになるまで待たなければならない時間が長くなる。

というのがありました。

実際そのとおりですね。では、なぜこういうことになるのでしょう。

私がよく見るパターンでは、この後に書いてある、

同時に数多くのプロジェクトで働く–作業をスイッチすることは利点よりも問題点の方が多い

というパターンとの複合技で起こる場合でしょうか。
優秀な人間に、たくさん仕事をして欲しいというSEマネージャの気持ちはわかるのですが、これでは逆効果になります。

実はこれにはガントチャートによる進捗管理も関係しています。

ガントチャートで進捗を管理しているプロジェクトによくあるのが、ろくに手も付けていないのに進捗が30%のタスクや、90%から全然動かないタスクが数多く出てきたりするパターンです。進捗上は進んでいるように見えるのに、実際には何も出来ていない。こうなってしまうと、仕掛かりタスクが増え、優秀な人のパフォーマンスが低下し、プロジェクトが失敗の方向へ向かっていきます。気づいたときには手遅れの場合もあります。

Basecampではガントチャートは出てきません。

ToDoリストは、タスクは済んだか、済んでいないかだけです。マイルストーンまであとどのくらいかもよくわかります。
ToDoリストが片付かなければ、そこに問題が潜んでいるかもしれないと分かります。
BasecampにはToDoにメッセージが付けられますから、問題の報告が早く行われて早く手が打てます。
(フェイル・ファーストってやつですかね。)
「プロジェクト管理はコミュニケーションだ」というゆえんはこんなところにもあります。

こんなところも私がBasecampを気に入っている理由のひとつです。

#そういえば、「アジャイルプロジェクトが遅れる理由」は徳武さん翻訳でした。
#仕事だけでなくて、翻訳のほうもなかなか頑張っているようです。

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