Basecampを使う理由(1)

私たちの間では、主にBasecampをプロジェクト管理に利用しています。

「なぜBasecampを使うのか?」

と聞かれれば、

「私たちのやり方に合っているからです。」

と私たちは答えるでしょう。

ただし、万人に理解を得られるものではないこともどうやら事実のようです。

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そういえば、以前こんなことがありました。

とある企業にサービスを提供することになり、専用のアドオンを開発していたときのこと。
クライアントに提出工数と見積金額に納得してもらうために、スケジュールとタスクを出すよう営業マネージャから依頼がきました。
Basecampでマイルストーン・タスクを設定していたので、私はBasecampで一覧を出してそれに大体の予定工数を書き入れて提出しました。

営業マネージャは、それを見るなり驚いて、

「これが管理表なの?タスクって、開始日と終了日があるものなんじゃないの?これにはどうしてそれがないの?」

と言われました。どうやら彼はガントチャートが出てくることを予想していたようです。
(暗に「こんなんでいいのか?」って言われているわけです。)

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この問いに対する答えは、RDRAの開発者神崎さんのブログにいいものがあります。

スケジュールは毎週変えることで役に立つようになる

私の考えもほぼ同じで、この時はマイルストーンをほぼ1Wおきに置いていました。
だいたいチェックのタイミングも週単位です。進路変更したり、手を打ったりするのもこのタイミングが多いですから、こういう単位でプロジェクトの進行を考えると、取扱いやすいです。

今でもプロジェクトを起こすときには、マイルストーンを1Wぐらいに置き、週単位の目標を明確にするようにしています。この時は1ヵ月半ぐらいの短期決戦だったので、結構タスクは見通せてはいたのですけれどね。

神崎さんのブログ記事を読めば分かるのですが、お互いの考え方やアプローチの違いがこういう発言につながっています。

正直、営業マネージャにいくら説明しても理解を得られるような気がしなかったので、

「うちはそういうスタイルなの。」

で、この時は押し切っちゃいました。

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この時はこれで済ませられましたが、おそらく、これで済ませられない場合もあるでしょう。
その時はどうするかって?神崎さんのブログ記事でも読んでもらいましょうか。

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